売上の会計日付と売上金額について

 こんにちは、hareishiです

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今回のお話は

「売上の帳簿に計上する日付と売上の金額について」


売上を帳簿に記入するのに注意する点は

日付と金額

この2点です。


①売り上げを帳簿に記入する日付は?

売り上げを帳簿に記入する日付は


文房具やバック、服など物品販売をされている場合には

商品の受け渡し日が売上日となります。


ビジネス講座や代行業など

サービスを提供されている場合には、

サービス提供終了日が売上日となります。


売上金が入金されるタイミングは3パターンあります。

1つ目は商品の納品やサービス提供日と入金日が同じ日である場合、

2つ目は商品の納品やサービス提供日が終わった後、入金がある場合、

3つ目は商品の納品やサービス提供の前に入金がある場合です。


それぞれの仕訳について例を挙げてみていきたいと思います。

1.商品販売やサービス提供日と入金日が同日の場合。



帳簿の日付は2月1日で、この場合にはその場で現金を頂いていますので

借方科目は「現金」になります。

貸方科目は商品販売の代金ですので「売上高」となります。


2.商品販売やサービス提供が完了し、後日入金がある場合




この場合にはサービスを提供した3月1日付で売上が発生した仕訳と

3月31日に振込で入金した仕訳の2つを記入する必要があります。


サービスを提供した3月1日にはまだ入金がありませんので

入金待ちという勘定科目「売掛金」を借方科目に入力します。

貸方科目はサービス提供代金である「売上高」を入力します。


3月31日には振込で入金ですので借方科目は「普通預金」となります。

入金待ちをしていた「売掛金」の入金ですので、貸方科目は「売掛金」となります。


3.商品販売やサービス提供より前に入金がある場合




商品の受け渡しやサービスを提供する前に入金を頂く場合があります。

その時には入金があった仕訳と売上があがった仕訳の2つが必要となります。


2月10日は振込でご入金頂いたので借方科目が「普通預金」

貸方科目はまだ開催していない講座の代金ですので、

前もって頂いたお金である「前受金」という勘定科目を入力します。

3月1日は講座を行いましたので、売上が発生します。

借方科目は前もって頂いているお金がありますので「前受金」貸方科目が「売上高」となります。


②帳簿に記入する売上の金額は?

売上高として帳簿へ記入する金額は

商品やサービス提供代金として提示した金額になります。


1.商品代金と入金額が同じ場合




商品を販売してその場で2,000円の入金をした場合

入金額2,000円と請求額が同じですので

売上高として記入する金額も2,000円となります。


2.請求した金額から、手数料や源泉所得税などが差し引かれる場合があります。

ココナラやクラウドワークス、メルカリなどを利用して

サービス提供や物品販売をした場合にはシステム利用料が

売上から差引かれて入金する事になります。







この場合は請求額は4,000円ですので、売上高は4,000円となります。

相手科目には入金額3,090円は普通預金

システム利用料と振込手数料は支払手数料として800円と110円を記入し

右と左の合計額が一致するように処理を行います。


※ 請求額と入金額に差額があり、サービス提供日と入金日も違う場合があります。







手数料が差し引かれていて

サービス提供日よりも後に入金した場合

提供完了日で売上高の仕訳を記入し

入金した時に支払手数料などの仕訳を入力します。


システム利用手数料はサービス提供完了日に発生していますので

売上高を記入する時に手数料の記入を行ってもかまいません。

計上するタイミングが1年通して同じになる様に記帳を行ってください。

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